旅行記?パリ観光と意見の対立

本日は朝早くにドイツを発ち、飛行機でフランスへ。
かかった時間は一時間くらいで、私の実家〜東京間と同じくらいの時間ですね。

お昼前にフランスに着き、その後はバスでパリ市内観光です。
エッフェル塔、凱旋門、コンコルド広場、ノートルダム大聖堂、オペラ座など、有名どころを一通りまわりました。
なんていうか、フランスは見所ありすぎですねー。一週間滞在しても毎日楽しめそう。私はドイツよりフランス派だなあと思った。

で、この日の観光から帰って来た時、友人と旅行中初の険悪モードとなりました。
事の発端は、オプションとしてフランス料理や夜景ツアーをつけられるのだがどうするか？という提案がガイドさんから出されたことでした。
私ともう一人の友人は、「せっかくの旅行なんだから奮発しちゃおうよ」という意見。しかし一人は「フランス料理は行ってもいいけど夜景は微妙」という意見、もう一人は「夜景は行きたいけどフランス料理は別に」という意見。というかこの二人はお金をあんまり持って来ていないらしく、両方行くお金がないと言うのです。

一人っ子という生まれのせいか、比較的個人主義者の私は「じゃあ別行動でよくね？」と内心思っていたのですが、治安の悪いパリで女の子に個人行動させるのはどーよ、という一般的な考えも持っていたので、何とも発言し難い状況でした。

この二人、私は一人行動でも平気だからとか言いつつも、オプションへの未練も断ち切れない様子でなんともはっきりしない。しまいには「のび子を一人にするのは心配かなって感じするけど、私は別に一人で大丈夫だし」などと人を引き合いに出す始末。また私も「誰だったら大丈夫とか関係なくない？スリから見たら日本人の女ってだけで誰でもカモな訳でしょ」と軽くキレ気味で応対してしまったりして、一向に議論が前向きに進まない。

どうなったかと言うと、有無曲折を経て、結局全員両方のオプションに参加することになりました。二人はお金を借りて。
しかし議論が長引いたせいで、この日にパリの雑貨屋めぐりをするという計画はお流れになってしまいました。
何というか、久々に集団行動の煩わしさを味わった日でした。旅行に行くとケンカするという法則はあたってるよなあとしみじみ思ったのでした。