なるほど、こんな風にして義経と頼朝は敵対するようになっていくわけか…としみじみ感じさせられた「義経」。

私が読んだ本は義経びいきの本が多いせいか、数々の武功をたてて人気が出てきた義経に頼朝が嫉妬して義経を追いやるようになった…みたいに思い込んでました。
実際そういう面も少なからずはあるとは思うんですけど（政子も人を引き付ける義経に危機感抱いてたし）、一番は、自分の政治の邪魔になってきたから、なんでしょうね。このドラマの書き方だと。

人間まっすぐ過ぎると良くないのだなあとしみじみ感じた。
頼朝は策略家で時代を読めたからこそ天下統一できたんですもんね。
でも私は義経の方が好きだけども！

ようやく来ましたね、一の谷！
これで義経は歴史に名を刻むことになるわけですねえ。

んー、でもタッキー義経って「戦上手」な感じには見えないですよね。ひよどり越えとか、ああいう奇抜な戦略を考えそうな感じじゃない。とにかく「真直ぐさ」が前面に押し出されている感じなので、奇襲とか似合わないなあ…と思ってしまった。

あ、でも戦シーンはかっこよかったです。
タッキー鎧似合うな。

ああ、しかしそろそろ平家滅亡が迫ってきた感があって、なんかせつなくなってしまいました。
平家方もけっこう好きなだけに。

わー、この回は是非レビューしたかったのにしそびれてたよ。
そんな訳で今さらレビュー。

この回は見所満載でした。
大学の「平家物語」の授業でも、この回はものすごく真面目にノートをとってたし、印象に残ってるんです。

まず見所?巴。
小池栄子はハマリ役だと思います。
強い女性（精神的にも肉体的にも）なんだけど、女らしさももってる、みたいなとこが。
演技もいけてますよね？私の贔屓目かな？（判官びいきなんで）

義仲のそばにいたくて、妻にはなれないから女武者になった、そんな生い立ちも泣かせてくれます。
でも実際は家来兼愛人だったらしいですね？

見所?義仲の名台詞
「いつもは何とも感じない鎧が今日はやけに重く感じる」
こういうことって今でもありますよね？
私はよくあります。
かばんが、登校する時より下校する時の方が重く感じるとか（中身は変わってない）。
や、こんな例と比べちゃ義仲も不快かもしれませんが、趣旨は一緒ですよ。
古文を読んでて、こういう今にも通ずる感覚を発見すると何だか嬉しくなってしまいます。
あー、昔の日本人も同じようなこと感じてたんだなあって。

見所?義仲と兼平の最期
これ、大河ではそこまで描かれてませんでしたが、二人は同じ場所で死ぬことに意義があったんですよね。確か。
乳母兄弟の誓い、みたいな感じで。
やっぱこういう忠義の話はいいですなあ。
まだ出てきてませんが、義経と弁慶のそれにも期待十分です。

…そんな訳で義仲一行は私はわりと好きでした。
人間的には頼朝より義仲の方が全然好きだな。
まあ上に立つ人間としては、冷静に計算できる頼朝の方が向いてるんでしょうけど。

うーん、なんていうか、同じことの繰り返しですね。

平家は天下をとったはいいものの「平家にあらずは人にあらず」とか言って驕っちゃってたら都落ちする羽目になり、義仲は平家を追い出して都に入ったはいいものの調子にのってたら他の源氏に追われるようになる。

ホント「驕れる者は久しからず」なんですよねえ。
平家物語の冒頭の文章が全てを表している！！

そろそろ義経が戦三昧になりそうで楽しみ。
義経記の見所はやっぱ戦でしょう！

清盛が死んで、だんだん宗盛の無能ぶりが明らかになってきているような。弟の知盛の方が知性派なだけに目立ちますね。
知盛が棟梁で、全ての意思決定を行ってたら平家は滅ばなかったのかもしれないとも思う。
長男が家を継ぐ制度ってやっぱり間違ってる、と思う今日この頃。

義経主従はいい感じですね。信頼関係に感動。
今からこんなことでは、弁慶が死んだりしたら号泣してしまうかもしれない…。

てか清盛と五足が死んで悲しいだろうに、義経はがんばってるなあ。私も五月病とか言ってないで頑張らねばなあ。

でも今日のセリフ回し、「はっ？」っていうのが思いっきり現代語っぽかったのにびっくりした。よそ見しながら見てたのに思わず画面を凝視してしまいましたよ。まあまあそれも愛嬌ということで（笑）

今日も「義経」見ました。

今日の見所はなんと言っても弁慶のラブコメ！
でかい図体でピュアなマツケン弁慶、かわいすぎる〜。オセロ中島とも似合ってた気がする。

あと頼朝が手古奈に手を出そうとしてたのがちょっとショック。やっぱ女好きなんだなー。
てか亀の前があんなことになったのに懲りてないのかよ！！…と視聴者はみんな突っ込んだのでは。

しかし今回は色んなエピソード満載で面白かったです。
ちょっとラブコメ寄りだけども。

次回は清盛死すか。久々に真面目な話になる予感。

ちゃんと見てますよー「義経」。
今回は色々愛憎乱れてましたね。

義経と静がついに結ばれた？って感じだったけど、なんか説得力がないなあ。やっぱ静御前が幼すぎな気がする。

「女子の運命は男に従うのみ」みたいなこと言っても、説得力に欠けるんですよね。悲壮感がない。年齢的にしょうがないことなんだけど…。
静をタッキーより年下にしたかったのかもしれないけど、むしろ年上の方が良かったのでは。

一方北条政子はすごいなあ。愛人宅を放火するとは…。
情熱的な女の人はスキだけど、さすがにやりすぎだろ…。

でもこの人は全く「男に従うのみ」じゃないですね。当時では珍しい人だったんだろうな。今で言うキャリアウーマンの走りなのかもしれない。

次回は弁慶の恋愛話？予告見た感じだと笑える感じでちょっと楽しみ。

今週もリアルタイムで見れました。というわけで感想を。

義経一派は相変わらずほのぼのとしてて良いですね〜。和みます。義経は薄幸の青年だけど、こういう幸せな時代もあったんだろうと信じたいですね。

頼朝・政子はいつの間にあんなラブラブに？？頼朝愛人いるくせに…手ェ早いなあ。

しかし頼朝、こんな若い頃からすでに「義経は妾の子だから自分と兄弟と言われても実感がない」ぐらいなこと言ってましたね。この時代の人ってそういう感覚なのかな。義経は「兄上…」とか言って慕ってるのになあ。このすれ違いがまたかわいそうだな。

で、義経は藤原秀衡に父の面影を見るんですね。この人は実際義経に良くしてあげた人なんでしょうね。その息子が裏切ったってだけで。その息子は今回行方不明になっちゃいましたが。そんな人助けなくていいのに！って訳にもいかないか。

「義経」見ましたー。

タッキーかっこいい…。憂い顔が素敵すぎる。結末を知ってるからこそ余計応援したくなるのかもしれない。
なんか私はこういう主人公に弱いんですよね。過酷な運命に立ち向かう青年、ってやつでしょうか。ゲーム「幻想水滸伝」でも?主人公大好きですし。

あと政子がかわいい。「婿にするならスケ殿がいい」は名台詞！
強気で男勝りな人がこういうこと言うと本当にかわいいと思う。

あ、ストーリーももちろん楽しんでますよ！義経見てると一時間過ぎるのが早いもん。大河をこんな楽しんで見てるのは初めてだなあ。

最近私が読む雑誌全てにタッキーが出ているような気がします。大河の宣伝大変なんでしょうね。でも絶対週刊誌に叩かれそうでかわいそう。今年の「新撰組」もオヤジ週刊誌には「ガキの大河」とか書かれてましたからねえ。オヤジがやればいいってもんでもないでしょうに。

私も日本人的な判官贔屓だからなのか、源義経は好きなので、来年の大河は見る気でいます。ただ静御前が石原さとみっていうのが正直不満…。静って遊女で愛人なわけだし、もっと色っぽい人が良かったなあ。
あと上戸彩の役にひそかに期待してます。義経に忠誠を誓っているって設定らしいので、健気な女の子の役なのかなあ？と。「僕と彼女と彼女の生きる道」の凛しかり、どうも健気な子に弱い私です。